※特定の環境下(PPPoEルータの種類)で問題が発生しました。起因となる組み合わせはわかりましたが対策方法は不明⇒解決!!。詳細はこちら。

brastel


通話料を安くする方法としてG-Callの利用を推進してたんですが、ここにきてブラステルを使い始めてみました。
以前から知ってはいたのですが、支払方法がプリペイド式っていうことで敬遠してました。が、IP通話がめちゃめちゃ安いのでやっぱり検討したほうがいいだろうということで使い始めました。
ざっくりとした特徴は以下の通り。

 登録・月額無料
 IPベース発信なら携帯へは5.5円/30秒、固定へは8円/3分(月額無料でこの価格はすごい!
 電話ベース発信なら2円/6秒(楽天電話やみおふぉんなどと同じ仕組みだけど、6秒課金だから無駄がない
 アプリはAcrobits社のIPフォンアプリベースでプッシュ対応
 支払はチャージ方式で、期限は最終のチャージ入金または利用から1年(なので有効期限が切れることはほとんどない)

という感じです。で、ブラステルカードがないと登録できないと思っていましたが、SMSできる電話番号があれば登録できました。
以下手順(Android)。

1.050Freeアプリをダウンロード&インストール。アイコンのデザインが嫌!という人は「Cloud softphone」でも行けますが、手順が1つ増えますので注意してください。
ちなみにアプリの中身は同じデザインになります。
Cover art

ーーーーーーーCloudsoftphoneを使う場合ーーーーーーーーーー
起動したときに最初に表示される画面で
 IDを brastel
 パスワードなし
でサインインします。

このことでカスタマイズされ、プラステルの050Freeとなります。アイコンは違いますが、中身は一緒です。


2.アプリを起動するとログイン画面がでますが、下に[sign up / get account]のURLがあるのでクリック
  050 Free- スクリーンショット
 
3.電話番号を入力し、SMS送信

4.コードとメールアドレスを入力して登録完了!

5.メールに登録情報が来ますので、アプリ画面に戻って入力すればIP電話が使えます。途中、チャージしますか?と聞かれますが、いいえで大丈夫です。

ブラステル同士のIPならチャージしなくても使えます。というか使えました。
前払いっていうのが使い慣れないのでちょっと抵抗がありますが、クレジットからなら500円からチャージできるらしく、残高が200円を切ったら自動でチャージもできるみたいなので、それもありかなと思っているところです。
※チャージは試していないので、あくまで説明をみて知った「できるらしい」っていうレベルです後述してますが、ちゃんとつかえてますよ)

さあ、ここから色々試してみて、よければ本格的に運用しようかと思ってた矢先、トラブル発生。
なんと、通話アプリの選択肢に出てこない
端末によって異なるみたいですが、自分(F-01F)はだめでした。とりあえず問い合わせはしていますが。

困りました。再インストールしてもダメ。アプリを変えてもだめ。端末を再起動してもダメ。
で、たちが悪いことに、050Freeアプリの電話帳が「使えない
⇒使えるようになりました(H27年12月)

使いにくいってこともありますが、検索すると「起動に失敗しました」とか言って検索できない。
なんじゃそりゃ!!なんかバージョンアップしたら使えなくなったという口コミもあったので、それかも。

うーん、これじゃ使えない、ということで、検討した結果、アプリを1つかませることにしました。
それが「通話アプリ選択 - Premium Dialer
Cover art
なんかLINEみたいww

これを使うと、いろんな通話を選択できるようになります。なんとG-Callのプレフィックス通話までありました。
アプリでは、表示する通話(アプリ)を取捨選択できます。なぜかここには050Freeちゃんと出てきました。なんなんだろう・・・・。F-01F、癖あるなー。

で、通話しようとすると、Android標準の「アプリの選択」画面がでてきますが、そこに、「通話アプリ選択」っていう項目で表示されます。
それを選択すると、Premium Dialerで選択した項目が再度表示されるので、050Freeを選択しますが、手間が1回ふえてるじゃん!しかもわかりにくい!っていうことで、Premium Dialerを常に使う方法にしました。(アプリの説明にも書いてありました。そうですよね。そうしないと使いにくいですよね。)
こうすることで、Premium Dialerが常に選択されるので、Premium Dialerの選択肢自体に普通の電話をいれることで同じ使用感でつかうことができそうです。
しかも結果的によかったのが、自分はSkypeも入れているので、SkypeOutできなくても通話アプリの選択肢にはでてくるので鬱陶しいと思っていたのですが、それも消すことができてよかったです。

あと、ちょっと気になる記事を見つけたので。

G-Callやブラステルのプレフィックス通話ですが、国際回線を使っている関係で、回線によっては使えないことがあるようです。国際通話を制限している回線ではどうも使えないことがあるって記事をどこかで見たのですが、検索で出てこない。
あれー・・・・。どこだ・・・・。




------ 以下続き


ありました! ここです。 どうやら国際電話発信制限をしているとmobile0091で発信できないみたいですね。

(追記12月9日)
チャージして使ってみました。通話自体は快適です。ですが問題が。
通話前に、「○○分お話できます。ブラステルのご利用ありがとうございます。このまま暫くお待ちください」という言葉が入るんです。さらに、酷いときには30秒ぐらいCMが入ったりします。自社製品のCMです。これにはさすがにちょっと怒りがこみ上げてきました。急いでいるのに!!って。

で、ブラステルに文句を言ってみました。
ご案内させていただきます。
新サービスのご案内は停止させていただきました。
残分数のご案内『○○分お話できます。ブラステルのご利用ありがとうございます。このまま暫くお待ちください』は、お止めできません。
誠に申し訳ございません。
何卒ご了承くださいませ。
というわけで、とりあえずCMは無くしてくれました。
全部なくなれば最高ですが、まあ安く使っているのでこれぐらいは我慢します。

2018年1月4日さらに追記
かなり遅延や音声途切れが発生している模様。
とりあえずコーデックをGSMのみにして様子を見ることにしました。

ネットワークのせいなのか、コーデックのせいなのか、それともネットワークとパラメータの組み合わせの問題か?

(1月8日さらに追記)
コーデックをGSMにして音声テスト(050-6868-0000)してみたけど、やっぱり途切れる・・・。
サウンドの設定をいろいろいじったけど効果がなく。
ため元でコーデックをu-LAWにしてみたら・・・、全然切れない!!しかもきれい。
あれ?なんでそうなるんだ??
コーデックの比較としては
 u-Law(G.711) サンプリング8kHz、ビットレート64kpbs(実際には80kbps程度帯域を使う)
 GSM(GSM-FR) サンプリング8kHz ビットレート13.2kbps(実際には30kbps程度帯域を使う)
とネットワークの負荷は断然GSMのほうが低いと思うのだが・・・実際音声を聞くと・・・。なぜブツブツ切れるのだ!!ブラステルのサーバがu-Lawのほうに最適化されてるとか、そんな理由があるのかなぁ。

というわけで、コーデックをu-Lawに固定して使ってみることに。

(1月10日追記)
どうやらコーデックだけではないようです。
Wifiだと結構音声が切れたり遅れたりします。
回線速度自体は遅くないはずなんですが、QoSの関係でしょうか。

NECのルータにはQoSの設定がありません。
これが原因か?
とりあえずの対策としては、AuteMateってアプリでブラステルアプリを起動したときにWifiをOFFにする設定をしました。
(エコーキャンセルの解除で解決したっぽいので、これはやめました。)

あとはコーデックは2つとも有効にしました。
なーんかなーって感じでいまいちですね。LINEの通話はWiFiでも結構快適なのになぁ。

(1月16日追記)

とりあえずどこにかけても切れることなく快適に使えてます。IP電話のポイントはコーデックよりネットワークっぽい。
 1.Wifiで切れる場合はWiFiをOFFにしてみる。WiFiで運用している場合はQoSを設定してみる
 2.LTEで途切れる場合はコーデックをGSMにしてみる
 3.スマホが低スペックな場合はコーデックをu-Lawにしてみる
といったところでしょうか。

その他、音声関係の拡張設定とかいじってみたけど、どれもピンと来なくて、結局デフォルトが一番良かったので、その辺は好みでいじればいいと思います。

(1月26日追記)
IP電話で通話中、相手から途切れるということを聞いた場合の対策。
3CXでも経験しましたが、「エコーキャンセル」をOFFにすると効果あり。
他のアプリでも似たような項目で試すといいかもしれません。

(3月1日追記)
安定してきました。結局最終的に、快適に話せる設定としては、
 ○コーデックは2つもの有効にしておく
 ○エコーキャンセルをOFFにする
 ○あとの設定はデフォルト

という感じっぽい。

(5月9日追記)
IP電話は回線交換の電話に比べたらやっぱり不安定さは否めないですね。
適材適所に使っていくしかないですね。固定ならメインとしていけますが、移動体通信としてはメインでは使えない感じです。
仕方がないので、使い方を若干変えることにしました。
ただしブラステルは継続利用です。やっぱり安いですから。
(携帯発信の6秒課金はやっぱり無駄が少ない)

 ○PremiumDialerをやめて、MultiPrefixerをインストールすることで強制的に00912020を付加させる。
  これにより、普通に使うだけで勝手にブラステル経由発信(CS)になる。
  これはCS回線通話をメインとして使うことを前提にしており、履歴にプレフィクスが残らないように設定
 ○050は、自分が停止状態かつ、どうでもいいところへの通話の時に使う。050Freeアプリから発信。
 ○IP電話はLTEを利用
 ○WiFiで音がよく切れる、遅れる場合はWi-Fiの最適化をOFF(Android)
 ○設定で、状態をステータスバーに表示させると着信率があがるかも(未検証、誰か検証お願いw)。


(9月30日追記)
WiFiがIP電話におけるトラブルの原因になりやすい理由
色々なIP電話システムを試しているが、Wifiはトラブルをよく聞きます。業者もそういいます。

その原因は無線LANに仕様にあると思います。
意外と知られていない無線LANの特徴は
 〇一番遅い速度でつながっている端末の速度で全端末が通信をする
 〇同時に通信する端末は1台のみ

この2つが主な原因となってトラブルを引き起こすと推測できます。

まず「一番遅い速度でつながっている端末の速度で全端末が通信をする」ですが、無線LAN親機からの距離があればあるほど速度が落ちます。
で、切れるか切れないかというところでつながっている端末がいると、どんなにアクセスポイント近くにいても一番遅い速度でつながります。
したがって、通話に必要な速度がでなくなる可能性もあります(まあ、無線LANで速度が遅いといっても通話に支障が起こるほどの速度低下ではないと思いますが)。

次に、「同時に通信する端末は1台のみ」という件ですが、無線LANには複数台クライアントが接続できますが、有線LANと違うのが、瞬間的に親機と通信している端末は1台だけというところです。
なので、つながっている端末が多ければ多いほど、1台が通信できる時間が短くなります。通信できるまでの時間もかかります。
これが主にパケットロス(音声が切れる)につながっていると思います。

この2つがセットになると最悪です。速度が遅いうえに自分が通信する時間も短い。
もう、通話なんてできたものではありません。
無線LANは見えない分ちゃんと使おうかと思うと設計が難しいんです。

無線LANを快適に使うためには
 〇電波を飛ばしすぎない。スループットを高く維持する。(出力を弱くし、エリアを狭めた上で、ある一定の速度低下した端末は切断する)
 〇たくさんの台数をつなげない

ということが大切です。
無線LAN親機によっては、スループットによってクライアントを切断する機能を持ったものもありました。
(どの機種だったかは忘れましたが、Buaffaloの結構古い機種でしたが・・・)

無線LANは過信してはダメです。
(あれ、IP電話の話全然してないww)


(2017年1月23日追記)

Nexus5Xにしてから、どうもIP電話の調子が悪い。
相手に声が届きにくい状況が続く。おかしいな・・と思っていたが、なんてことはない。マイクのボリュームが小さかっただけだった。端末によって調整が必要なんだなと実感しました。
マイクのゲイン調整は、通話中にもできます。左右どちらかにスライドさせると出てきます。
話ながら調整すると楽でした。自分は親と会話しながら調整しました。



(2017年4月26日追記)
Wifiで外線通話が切断される現象を確認。原因究明中だが、PPPoEルータがYAMAHAのルータで起こるっぽい。詳細?はこちら


(2018年4月7日追記)
WiFiで切れる原因判明。RT-107eでPPPoE接続する場合、セキュリティレベルを「3」にすればOKでした。やっぱりフィルターが原因でした。